セガワブログ

小説家、瀬川深のブログ。

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 遅ればせながらコミティアに来てくださった方々、どうもありがとうございました。新刊は全然売れnとても慎ましやかに売れていったですよ。しかし、いちばん売れたのが『短篇小説集』だったのは驚きです。
 速水螺旋人先生オダギリックスの小田桐さんからご本を戴いたり、アイアンサムのイタバシミノルさんからCDを戴いたり、編集のYさんにお菓子を差し入れて頂いたりと、なんだかいろいろ戴いてばかりのコミティアでした。
 みなさまありがとうございます。


 個人的には、かねてから愛読しているアックスとのコラボ企画が大満足でした。作家さんが手売りで自著を売ってたりタコシェの出店があるあたりが、なんともアックスらしいなあと。
 生原稿が展示してあったのでとっくり眺めてきましたけど、やっぱり丸尾末広さんの生原稿、ものすごかったですよ。大越孝太郎さんの生原稿も見たかったなあ。
 それともう一つ、個人的な大ニュースとしては、大ファンの島田虎之介さんに畏れ多くもミサキラヂオをお渡ししてきました!(公式サイトを発見出来ませんでしたので、手塚治虫文化賞のページにリンク)
 複数のエピソードを絡ませて物語を進めてゆくやり方の点で、ミサキラヂオはものすごく影響を受けております。これだけのストーリーを編んでゆく手法の持ち主、正直に言って、小説を含めても今の日本にどれだけいるでしょう。
 あぁ、嬉しかった。


 それにしても、ちょっと面白かったのは、島田さん・しりあがり寿さんとアックスの手塚編集長を交えてのトークショーです。アックスとコミティア、どちらも(誤解を恐れず敢えて言えば)商業的と言うよりは個性重視、インディーズ感の強い漫画の集まる場なのでしょうが、あんがいその手段には結構な開きがあるなあと思ったのです。
 いわゆる「サブカル系の」漫画と同人誌即売会って、意外に接点がないなあと思ったんですね。同人誌をやりながらサブカル系の漫画誌に描く作家さんだって結構いますんで、反証はいくらだって挙げられるんですけど。描いて本にして直で手売りする即売会と、とりあえず描いたものがなにかに掲載されることを目標とする商業誌への投稿者とでは、なんとなく作品をどの辺に届かせるかという目算が違うのかな、と漠然と感じたんですが、まあこれは印象論に過ぎないので、今後の宿題と言うことにしておきます。もちろん、どっちがいいという問題ではありませんし。

(訂正)島田さんの対談のお相手はみうらじゅんさんではなく、しりあがり寿さんでした。失礼いたしました。ご指摘下さった方、ありがとうございます。(2009.5.14)


 最後に、島田さんの著作をご紹介しておきます。
 今までにでた長編はことごとくが傑作なのですが、最初にお読みになるならば、まずは「ラスト・ワルツ」をお薦めします。信じがたいことにこれが処女作なんですよ……。自分が漫画家志望だとして、こんなの読んだら心が折れちゃいますね。

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コメント

はじめまして。

通りすがりにブログを拝見しました。
島田さんとトークされたのは,しりあがり寿さんではなかったですか。みうらじゅんさんでしたか。行ってないのでわかりませんが。ちょっと気になりました。
失礼しました。

先日はわざわざご挨拶いただきありがとうございました!

『ミサキラヂオ』、読むのが楽しみです(原稿描き終えるまでじっとガマンしてます)。

おっしゃるとおりアックスとコミティアって「意外と接点がない」ような印象がありますね。実際ぼくも今回お招き預かるまではコミティアのことはよく知りませんでした。自分で同人誌を作って売るという発想も(エネルギーも)ありませんし。
だからこそ今回アックスがコミティアに参加した意義があったんじゃないでしょうか。

あ、トークのお相手はしりあがり寿さんですね。サングラスじゃなくて眼鏡かけてたので、たぶんそうです。

>すげまほ様
はじめまして。
ご指摘の件、ありがとうございます!完全に私の勘違いでした。本文記事を訂正しておきました。

>シマトラ様
あわわわわ、これはようこそいらっしゃいました。
コミティアではお話し出来て、大変嬉しかったです。

アックスmeetsコミティア、なかなか面白い企画だったと思いました。
いずれも個性派揃いの書き手が揃っているので、
こういう形で漫画の視点が広がると面白いでしょうね。
個人的にはミーハー丸出しで、
作家さんの生原稿などに見入っておりましたが。

「ダニー・ボーイ」、最終回楽しみです!
執筆頑張ってくださいませ。

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ラスト.ワルツ―Secret story tour

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Author:segawashin
2007年、「mit Tuba」で
第23回太宰治賞受賞。
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